学生のケガ・スポーツ障害
✅部活や習い事でケガをしてしまった
✅何度も同じ部位でケガを繰り返している
✅試合や大会に向けて身体を治療したい
✅今よりもスポーツのパフォーマンスを上げたい
✅ケガをしてしまったがこれから先もスポーツを続けたい
メディア掲載
学生のケガ・スポーツ障害とは?
大人の疾患の代表である肩こり、腰痛は姿勢不良や仕事中の体勢、動作の繰り返しなどの積み重ねの負担と 筋肉の回復力が年齢とともに低下してしまい体の回復が間に合わないことが原因で引き起こされますが、学生のケガは原因が大きく異なります。
成長過程の体に負担をかけることで骨や関節、筋肉に直接的なダメージが入ってしまい引き起こされます。
大人より体の変化が大きいため少し放置をするだけで変形や癖になってしまうことも多く早めの治療が大切になります。
学生のケガやスポーツ障害で多く見られる症状
・捻挫 ・肉離れ ・打撲 ・シンスプリント ・オスグット ・ジャンパー膝 ・足底筋膜炎 ・腸脛靭帯炎 ・肩腱板損傷 ・野球肘 ・テニス肘 などの症状が多くみられます。
いずれも共通して言えることは発展途上の筋肉や関節に負担が積み重なり炎症が起きることで痛みを感じます。
基本的にはスポーツのように同じ動作を繰り返すことで発生するオーバーユースが多いとされています。
学生のケガ・スポーツ障害の症状
捻挫 (ねんざ)
足関節捻挫が代表的ですが手関節などでも起こります。
捻挫は関節周りに付いている靭帯が伸びてしまう、または切れてしまう症状になります。
靭帯は通常関節の動きを制限するブレーキの役割がありここが切れてしまったり伸びてしまうと本来動かないはずの範囲まで関節や骨が動いてしまうため最終的には骨の変形につながってしまいます。
程度によって症状は異なりますが圧痛、内出血、足関節の可動域制限がみられます。 初期対応が遅れてしまうと靭帯が伸びたままになってしまい元に戻すことがほぼ不可能になってしまうため早めの対処が大切です。
肉離れ (にくばなれ)
大腿部(太もも)や下腿(ふくらはぎ)で起きることが多い症状となります。
名前の通り筋肉や靭帯などの軟部組織が切れてしまう症状です。
陸上のスタートの瞬間などの走り出し、動き出しに起こることが一般的です。
損傷の度合いによってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分けられています。
Ⅰ度→程度が一番軽く筋肉線維に微細な損傷がみられる段階です。日常生活を送る分には違和感がある程度ですが運動をされる場合は軽い痛みを感じることもあります。
Ⅱ度→筋肉線維に部分的な断裂がみられる段階です。完全に切れているわけではないので動かせないことはないのですが、ケガをした筋肉を直接伸縮させると痛みを感じます。 切れている箇所によっては陥凹(かんおう)というへこみを触知できます。
Ⅲ度→筋肉繊維が完全に断裂している段階です。切れてしまった筋肉は伸縮することが不可能となり陥凹を触知できます。内出血も強く出現し重力によって痛い場所より下に内出血がたまります。
打撲 (だぼく)
ラグビー、サッカーをはじめとするコンタクトスポーツや球技でボールがぶつかってしまった時など直接的な外力が原因で引き起こされます。
筋肉や血管の損傷が主で軽度の打撲であれば圧痛くらいの症状で済みますが重度になると内出血が出現し打った場所が一時的に全く動かないこともあります。
また一言で打撲といっても打ちつけた箇所によって症状や対処法が異なりますのでまずはどこを痛めてしまったのか正確に特定することから始めます。
シンスプリント
ランニング動作やジャンプ動作の連続により脛(すね)の内側に痛みがでる症状を指します。
痛み方もピンポイントではなく縦長に広範囲に出る場合が多く初期症状では走った時やジャンプした時だけ 痛むのですが進行していくにつれて歩くだけでも痛かったり立ち上がるだけでも痛くなってしまいます。
スポーツや運動をやめると痛みも和らぐことが多いですが再開するとすぐ痛みが戻ってしまうため痛みを取るだけでなく再発しないための治療をしていく必要があります。
オスグット
成長期の年代に多い症状で、脛骨粗面と呼ばれる膝前面のやや下に存在する骨が出っ張ってしまうことを指します。
主にはサッカー、バスケットボール、バレーボールなど跳躍、ダッシュの繰り返し動作で膝に負担がかかり引き起こされます。
大人でなることは珍しくほとんどが骨の成長と筋肉の成長が同時に進みバランスが一時的に崩れる成長期の学生さんに発症します。
ただ成長痛とは異なり見た目でもある程度わかりやすく骨の変形を見ることができます。
運動時の痛みはもちろんですが圧痛や何かが不意にぶつかった時に強い痛みが走ります。
症状が悪化すると膝の可動域制限が起こり、膝を曲げたり伸ばしたりするだけで痛みが出ることもあります。
ジャンパー膝
ジャンパー膝もスポーツ障害を代表する症状の一つになりますがジャンプなどの跳躍、着地、ダッシュ、ランニングにより膝蓋靭帯に炎症が起きてしまうことを指します。
膝蓋靭帯は大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前側に存在する筋肉からつながっていて膝を曲げたり伸ばしたりする際に使用されます。
最初のうちは競技にほとんど影響はないくらい軽度な違和感から始まるのですが段々と痛みが強くなりパフォーマンスが低下していきます。
腸脛靭帯炎 (ちょうけいじんたいえん)
腸脛靭帯炎は別名ランナー膝とも呼ばれ走る動作が多い競技で発生しやすいと言われています。
膝を曲げ伸ばしすると痛みが伴いますが主に伸ばすタイミングで痛む方が多いです。
大腿骨と呼ばれる太ももの骨と腸脛靭帯がぶつかることで炎症が起こり何度も繰り返すほど炎症も増していきます。
ランニングのほかにも膝の骨格的な要因(O脚)や筋肉の柔軟性が関与しているとされ体が硬い学生さんは要注意となります。
肩腱板損傷 (けんばんそんしょう)
肩関節周りに存在する回旋筋腱板が断裂したり損傷したりして痛みを出す症状となります。
回旋筋腱板とは小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋の4つの筋肉を合わせた呼び名で特に棘上筋を痛めるケースが多いです。
断裂している場合には腕が上がらなくなったり手を腰に回せなくなったりします。
動かすことはできるが痛みが出る場合には断裂まではしていないですが炎症を起こしている可能性が高く大人でいう四十肩、五十肩のような状態になっています。
野球肘 (やきゅうひじ)
名前の通り野球をはじめとする投球動作を繰り返すスポーツで発生します。
成長期の野球肘の場合は特に肘の内側に痛みが出現するケースが多く悪化に伴い痛む範囲が広くなっていきます。
投球動作以外では痛みを出すことはほとんどないため日常生活には支障をきたすことは稀ですが、痛みのレベルは強いためほとんどは運動を休止することになります。
痛みが出現したばかりの頃は肘内側の靭帯や筋肉による痛みですが、放置しておくと軟骨や関節に影響が出始めて最悪の場合は変形をきたし手術になってしまうこともあるため初期の治療が重要になります。
テニス肘
テニスをはじめとするラケット競技をされている方に多く見られます。
前述した野球肘は好発部位が肘の内側になりますがテニス肘は肘の外側が痛くなる症状を指します。
10~20代の若い年代にも出ますが中高年にも出やすい症状となっています。
関節の変形等はありませんが主に手首や指を動かす筋肉に使い過ぎによる炎症が起きることで痛みを感じます。
痛むタイミングで多いのはサーブやストロークのインパクト時に痛みを感じたり、長時間練習し続けていると段々痛くなってきたりすることが主です。
治療をしていくうえで重要なことは手首や指のどの筋肉で炎症が起こっているのかをしっかりと見極めて原因の筋肉や腱に直接治療していくことです。
一般的な対処法について
捻挫、打撲、肉離れに関しては急性症状になりますので通称RICEと呼ばれる処置をしていきます。
Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)を応急処置として行いケガの程度によってはテーピングや包帯による固定をします。
その他上記のようなスポーツ障害に関しては主に運動制限や痛む動作をしないように指導されることが多いです。
テーピングを貼ったりもしますが捻挫や肉離れのように固定をする目的ではなくあくまで動きのサポートをして患部にかかる負担を減らします。
湿布や痛み止めを処方されることも多いようです。
からだラボ整骨院 センター北院での施術方法とは?
からだラボ整骨院 センター北院ではスポーツ障害、捻挫や肉離れなどの急性症状の治療を得意とさせていただいております。
いわゆるオーバーユースと呼ばれるスポーツ障害や捻挫、肉離れに関しては筋肉や腱、靭帯など軟部組織に痛みがでることが多いため、まずはどこの筋肉が原因で痛みが出てしまっているのかを検査で明確にしていきます。
その原因に対して即効療法のハイボルテージと呼ばれる特別治療機を使用させていただき最短で痛みを取っていきます。
学生さんの場合は直近の試合や大会を控えているケースも多いため、なるべく試合や大会に間に合うように期間を定めて目標を立てパフォーマンスを下げないように治療をさせていただいております。
また、スポーツ障害の治療で大切なことは同じスポーツを再開しても痛みやケガを再発させないようにしていくことです。
スポーツ障害のほとんどは繰り返しの動作に筋肉が耐えられなくなり引き起こされるため、スポーツの負担に勝てるように土台となるインナーマッスルを強化して再発させない体を目指します。
スポーツ障害でお悩みの方は
からだラボ整骨院センター北院にお越しください!